ついに勤めております本社の社員数が片手の指を切りました、フェニスです。
書類整理からソース書き、製品作成から出荷、雑用まで全部やることになりそうです。
新しもの好きな人ならご存じでしょうが、Emerald Viewerの新しいバージョンがβテストを行っています。
5月末時点での最終ビルドは2047となっております。
このβビューアの最大の特徴は、描画部分がsnowglobeをベースとしており、現行版の1635と比べると非常にオブジェクト・テクスチャのロードが速いことです。
光回線・高速なPCで、tcpip.sysのパッチを導入するとさらに体感速度が向上します。
tcp・・・・?って人は聞き流してやってください。
さらに、RLVのバージョンアップ、コンパイラの変更(VC2008か2009になったようです?)
当初公開されていたαバージョンはかなり不具合がでていたのですが、ベータになってから相当安定してきており、公式ビューアのベータ版程度の安定度になっています。
現在、私が認識しております不具合ですが、
・一部のEmerald機能が動作しません(右クリックズームや、emeraldオリジナルの画面効果など。胸は揺れますw)。
・アルファレイヤや、tattoレイヤは実装されていますが、他人からは見ることが出来ません。
・snowglobeのチューニングが不完全のようで、よくオブジェクトが破綻したり、ミニマップの描画がおかしくなったりします。
・上記と関連しているのかもしれませんが、TPしたり、世界地図を表示させたりするとスコンと落ちることが多いです。
・SLURLが正常に動作しません。常に新しいビューアが立ち上がろうとします。
安定している物がいいという方は公式ビューアから変えない方がおすすめです。
「転んでも泣かない」のはできないけど、Emeraldを使ってみたいという方は、現行の最新版「1635」を使用してください。
「転んでも泣かない」「ブルースクリーン上等」「多少のことなら自分で対処できる」という人のみ試すことをお勧めします。
ちなみに、セットアップ手順を間違えなければ、公式・EmeraldViewer1634・EmeraldViewer2047を一つのPCにセットアップできますし、設定ファイルやキャッシュも別々に持つことが出来ます。
そのうち説明することがあるかもしれませんが、初心者や脱初心者レベルではかなり難しい作業ですので、私からは作業の確実性を証明することは出来ません。
少し前に大騒ぎになったEmerald開発チームからのアバターデータ漏洩問題、様々な情報が錯綜しております。残念ながら半分ほどは全くソースのないデマと言ってもいいでしょう。
私自身も英語力皆無ですので、受け売りに近い情報しか入手できないのですが、少なくとも今回の情報漏洩には以下の条件が必要だったようです。
・EmeraldチームのSIMへ、EmeraldViewerでアクセスする。
・もしくは、SLアバタ名でEmerald公式のフォーラムに参加する。
知識がある方なら何となくわかりますが、今回の漏洩は、「Emeraldチームが自分のサーバーに入れていたEmeraldチームのSIMへの訪問者リスト、あるいはフォーラム参加者情報」が漏れたようです。
SL内のビジターセンサーの中には、外部サーバと連携し、訪問してきた人を管理する機能を持つ物がありますが、それらが集めたデータを保管しておく場所のセキュリティが甘かったと言うことのようです。
この辺は公式発表および、情報をリークしたユーザーのblogに記事が載っております。
「のようです」と書いているのは、自身の英語力に自信がないからです。逆の意味に取ってる可能性もありますw
ですので「EmeraldViewer」自身が積極的に使用者の個人情報を流しているわけではない・・・・というあたりをどうも理解できない、もしくは理解したくない?人が多いようです。もしくはおもしろおかしく噂をばらまくのが好きな人たちなのでしょうか?
と、最後に毒を吐いておきますw
ちなみに、フレの中では一人、某SIMオーナーさんがリスト入りしておりました・・・・・。